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【Event Report】サステナブルシティ・サミット3 〜サステナブルシティに向かう創造社会へ

1.サステナブルシティ・サミット3とは?

▼サステナブルシティ・サミットとは?

 2015年9月の国連サミットで合意された「持続可能な開発目標(SDGs)」以降、日本でもSDGsの推進、脱炭素社会の実現をローカライズさせる動きが進んでいます。このようなアクションを進めていく上で、企業を始めとした民間プレイヤーの役割はますます大きくなっていますし、その推進に当たっては、やはり都市のプレイヤーである自治体や生活者との連携が必然的に求められます。  

 そのような背景から、シティラボ東京では、「サステナブルビジネス」と「まちづくり」の両側面から、持続可能な都市の形成に向けて今後重要と思われる課題を掲げ、そのポテンシャルや解決策について議論するセッションを同時多発的に繰り広げながら、次代の方向性を探っていく「サステナブルシティ・サミット」を開催してきました。2021年に第1回を開催し、今年で3回目になります。

▼サステナブルシティ・サミット3は「創造社会」からアプローチ!

 昨年度のサステナブルシティ・サミットⅡでは「サステナブルビジネスとともにまちをつくる」をテーマにディスカッションを行う中で「創造社会(一人ひとりが本来もっている創造性を十全に発揮する社会)」というキーワードが得られました。  

 COVID19の流行、資源や資材の高騰、戦争の勃発など、ますます予見が難しくなっていく社会状況の中、これからの都市が持続可能になるためには、一人ひとりが創造性を発揮して社会課題の解決に取り組む、さらに、それらのネットワークが連携した社会的な創造性が求められるでしょう。  

 今回のサミットでは「ビジネスやまちづくりが創造社会型に変容していくことが、サステナブルシティの実現に向けた重要なアプローチになるのではないか」という視点から、「創造社会論」を提唱されている慶應義塾大学井庭崇教授をはじめ、多様な分野で具体的な活動を推進している登壇者17名によるディスカッションを繰り広げました。

▼開催概要

名称:サステナブルシティ・サミットⅢ
〜サステナブルシティに向かう創造社会へ

日時:2023年3月4日 13:00〜19:00  (終了後交流会)

形式:シティラボ東京現地とオンラインによるハイブリッド開催

主催:シティラボ東京、サステナブルシティ・サミット実行委員会

協力:株式会社伊東商会、特定非営利活動法人日本都市計画家協会

特設サイト(各イベント概要): https://www.sustainablecity-summit.jp

2.今回のサミット3では何が得られたのか?

▼各セッションから得られたこと

 今回のサミットでは、まずオープニングセッションで「創造社会」の概念を確認した上で、サステナブルなまちづくりやビジネスの観点から、「見える化」「都市活動」「地方創生」「公民連携」という4つの切り口からセッションを行い、クロージングセッションで全体を統合するという構成をとりました。

    • オープニングセッション:創造社会×サステナブルシティ、その可能性
    • セッションA-1:「見える化」はどのように創造社会を導くか
    • セッションB-1:遊ぶように暮らしを創造する
    • セッションA-2:創造的な公民連携の実現に向けて
    • セッションB-2:新しい日常をつくる創造的思考の情勢
    • クロージングセッション:創造社会が生み出すサステナブルシティへ
多岐にわたる各セッションの内容を全て紹介することは情報量的に困難ですが、下記にミニレポートを掲載していますのでご覧ください。

オープニングセッション 創造社会×サステナブルシティ、その可能性」

  • 井庭崇(慶應義塾大学総合政策学部)
  • 中島直人(東京大学)※コーディネーター
Photo by Nozomu Ishikawa

本セッションでは、まずサステナブルシティサミット3(以下サミット3)の大テーマとした「創造社会」を提唱、探究されている井庭崇氏よりベーストークをいただき、その可能性や切り口についてコーディネーターの中島直人氏とクロストークを行いました。  

創造社会に至る社会の変遷として、3つのC(Consumption/消費社会 →Communication/情報社会 →Creation/創造社会)のお話から始まりました。「消費することに喜びを感じていた時代から、関係性に重点が置かれた時代を経て、現在は“どれだけ自分たちで創っているか”が人生の豊かさに繋がる時代」という観点、納得のいく方も多いのではないでしょうか。創造社会というと、誰もが尖ったクリエイティビティを発揮する社会がイメージされるかもしれませんが、ここで取り上げる創造社会はもっと身近なものです。創造とは閃きや創作そのものではなくプロセスであって、ポイントは日常の中の小さな思考や取組みの積み重ね、発見の連鎖が創造であると井庭先生はおっしゃいます。私たちも創造社会の一員であるという感じがしてきましたね。  

対談では、ナチュラルにクリエイティブに生きること、自然な創造実践をどう支援するかが、サステナブルシティに寄与するというお話がありました。創造というと、設計書に基づいて工場で生産されることをイメージされるかもしれませんが、今回取り上げる創造は植物を育てるような栽培に近い概念です。創造のための土壌を豊かにすることは、先に上げた「思考や取組みの積み重ね」と重なります。私たちはあまりにも人工的な環境、自らが作り出した水準に合わせた成果を上げる社会に身を置きすぎて、農業的な育てる暮らし方・働き方を忘れてしまっているのかもしれません。成果重視の社会から感性を重視した社会を取り戻すことが、サステナブルシティに繋がるでしょうか。  

さて、オープニングセッションを通して「人工的より農業的」「成果より感性」「閃いた瞬間ではなくそのプロセス」「独創的ではなく創造的」といったキーワードが見えてきました。自らが日常的な創造を繰り返す社会における、サステナブルな都市のあり方とは…?「見える化」「公民連携」「地方創生」「都市活動」の4つテーマに続きます。

グラフィックレコーディング:和田健

セッションA-1 「見える化」はどのように創造社会を導くか

  • 澤村翔太(一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)
  • 新井博文(株式会社ヘラルボニー)
  • 横尾祐介(クックパッド株式会社)
  • 羽鳥徳郎(株式会社TBM)※コーディネーター

サミット3の中でもビジネス色の強いセッションです。冒頭にコーディネーターの羽鳥さんより、様々な「見える化」が創造性を触発しているのではないかという仮説のもと、そこから生まれる新たなムーブメントの姿を探るという目的が説明され、各社から活動紹介と登壇者の想いが紹介されました。  

SuMPOの澤村さんからは「カーボンフットプリントを共通言語に」として、ライフサイクル全体でのGHGを可視化することの重要性を紹介しました。日本も2050年カーボンニュートラル実現に向けて進む中、共通の指標による「見える化」が重要になります。  

続いては「異彩を、放て。」として、ヘラルボニーの新井さんから、アートビジネスを通し、「障害者」としてひとくくりではなく、一人の人間としての個性を「見える化」すること、さらに、そのように見てしまう社会を変えていくことの必要性を述べました。  

三番目は「料理とクリエイティビティ」としてクックパッドの横尾さんより、ある「内向的」な少年が、外交的であることを求められる社会の中で心に鎧をかぶせざるを得なかったが、料理という体験を通してその鎧が溶けていった経験、自分自身を「見える化」できる契機や環境の重要性を語りました。  

三者三様の「見える化」が出揃ったところでディスカッションが始まります。創造性に目を向けると「まず個人が持っている創造性に目を向ける」ことが重要で、「個人の創造性が見えることで、社会自体が変わっていく」というアプローチがあります。一方、サステナビリティという観点からは「世界が共通して使える指標」という観点もあります。しかし、社会が動く時には単に「見えて」いれば動くという単純なものでもなさそうで、「見せ方」も重要ということは皆さん事業を通じて痛感しているようでした。

見えてきたことは、私たちはまだ、人間の内面や社会問題について「見えていない」ことが沢山あり、それを「見える化」することが創造社会に向けた第一歩であろうということです。また、更にそこから社会を変えていくためには、単純に「見える化」だけではなく、どうやって人のワクワクする瞬間をつくっていくか、そこにも創造性が大きな役割を果たしそうです。

Photo by Nozomu Ishikawa

セッションB-1 遊ぶように暮らしを創造する

  • 瀬戸ひふ美(株式会社凛門、瀬戸建設株式会社)
  • 島原万丈(株式会社LIFULL LIFULL HOME’S総研)
  • 中川あゆみ(株式会社フジタ)※コーディネーター

地方創生 x 創造社会をテーマにしたこの回は、コーディネーターである中川さんの「創造的であるためには目的のない遊び心やそれを許容する寛容さが必要ではないか、そのヒントは地方にあるのではないか」という仮説からテーマを決め、ゲストに登壇いただきました。  

島原さんは、寛容性と遊びの関係に注目し、データをまとめたレポートを紹介しました。人は遊び(目的がなくそれだけで楽しいもの)を求めて都市に集まっていること、寛容性のある都市はUターン率が高いなどを紹介しました。  

瀬戸さんは、過疎が進む地域での経験を通じて、江之浦リトリート凛門というホテルを開業しました。開業までには5年間の期間がありましたが、その間にジビエを使ったパーティーを開催したり、駅舎のペイントイベントを実施するなど、積極的に地域との関係性を築いていきました。  

2人の登壇者の話題提供を踏まえてディスカッションが始まりました。地方には空き家や空き地など空間的な余白があり、これは地方特有の「あそび」と考えることもできます。この「あそび」を活用して、地方で遊びながら何ができると面白いのか、ワクワクするのか、と創造性を育むきっかけになるのではないかと話します。また「◯◯したい!」のような能動的な思考は遊び的な思考に通じるものがあり、それを実現するためにも地域の寛容性が重要ではないかという話になりました。  

地域が生き残っていくために必要な革新性は様々な創造性、それを生み出す多様性がきっかけとなり始まることが多く、多様性を受け入れてくれる地域の寛容性が地方創生にもつながるキーワードになりそうです。また遊ぶ側の態度として、周辺の人たちの寛容性を引き出すような人間関係の構築なども重要ではないか 気付かされました。

Photo by Nozomu Ishikawa

セッションA-2 創造的な公民連携の実現に向けて

  • 越 直美(三浦法律事務所弁護士/OnBoard株式会社 CEO/元大津市長)
  • 井上 雅之(デロイト トーマツ人材機構株式会社 取締役 /元大阪市経済戦略局長)
  • 毛塚 幹人(都市経営アドバイザー/元つくば市副市長)

VUCAとも呼ばれる先行きの読めない時代、地域課題への対応についても、行政や民間単独における地域課題への対応には限界があります。そこで求められるのが「公民連携」ですが、ますます複雑で不透明になってくる社会の中、新時代に合わせた公民連携の在り方も求められていくでしょう。本セッションでは、官民双方の立場を理解し、プロフェッショナルとして公民連携を推進してきた両利き人材を登壇者に迎え、創造的な公民連携の実現方法について探っていきました。  

越さんは、大津市長として様々な公民連携まちづくりの実践を推進してきました。人口減少と高齢化の中、政策としても、いわば「マイナスのパイを切り分ける」ことが必要になる中でも、自治体が持つ空間と情報を開放することで、単に費用の節約だけでなく、市民が楽しい空間をつくってきました。  

井上さんは、複数の民間企業の経営を行ったのち、大阪市経済戦略局長として公民連携による都市魅力の創造に携わってきました。現在も民間の立場から、首都圏の人材を流動化させて地方の企業を支援する取り組みに携わっています。  

毛塚さんは、つくば市副市長として、公民連携の仕組みとコミュニティづくりに取り組んできました。公民連携における行政の価値は「調整」にあると言います。また、公民連携の基盤として、自治体内外も含むコミュニティづくりを行ってきました。  

クロストークでは、「公」と「民」という異なる文化の中で如何に創造的な公民連携ができるか、行政はどう変わるべきか活発なディスカッションが行われました。フィールドや設備、市民モニターなど、金銭に頼らなくとも民間事業者と連携できる資産は行政ならではのものでしょう。逆に、行政も失敗が許されない文化(無謬性)を変えていくことが必要ですし、まず行政内部にダイバーシティと寛容性を持つことが大事です。街なかに飛び出す行政庁舎や公民相互の人材交流、両者をつなぐ中間的存在などハード、ソフト両面でできることは沢山ありそうです。人口や行政職員が減少していく中でだからこそ、公民の垣根を取り払い、双方が単独ではできなかった新しい価値を都市に創造していくチャンスとも言えます。

Photo by Nozomu Ishikawa

セッションB-2 新しい日常をつくる創造的思考の情勢

  • 下村 瑞希(仙台市役所 / NPO法人自治経営)
  • 笠井 裕子(大丸松坂屋百貨店 未来定番研究所)
  • 中島 実月(大丸松坂屋百貨店 未来定番研究所)
  • 堀江 佑典(昭和株式会社 開発事業部営業開発室 室長)※コーディネーター

都市活動に着目したこのセッションでは、空間ありきの時代から脱却し都市活動を通じて可能性・関係性・価値観をアップデートしていくことが創造社会への扉の一つではないかという仮説から始まりました。  

仙台市の精神保健福祉士センターにて心理職に就きながらNPO法人自治経営でも活動されている下村さんは、自己投資・インプット・アウトプットを通して希少性を高めていくことについてお話し頂きました。NPO法人の活動の経験や身についたスキルが市の仕事にも活かされている人が下村さん以外にもいらっしゃること、仲間が管理職となる5年後10年後に今積み重ねている人材育成が大きく影響するという観点が印象的でした。  

大丸松坂屋百貨店の「5年先の未来定番生活を提案する」というビジョンを象徴する機関として2017年に設立された未来定番研究所より笠井さんからは、顕在化したビックマーケットを追いかけていた時代から小さな種を見つけてそのマーケットを育てていく時代に変化したこと、見つけた種を育てる実証実験の場が未来定番研究所であることをお話頂きました。同じく未来定番研究所の中島さんは、業務としてだけでなく生活者個人として環境に良いことをしたいという想いから、谷中の生活者の皆さんとコンポストにチャレンジ。「我々の企業」だけでなく「わたし」としての視野を確立できたという気付きが印象的でした。  

ディスカッションでは、都市活動セッションでお話頂いた皆さんの振る舞いが、オープニングセッションで井庭先生がお話された「ジェネレーター(自ら一緒に参加して盛り上がりをつくる人)」に通じるという観点で盛り上がりました。自分の立ち位置や関わりを意識しながら地域の生活者と相対していくこと、社会や人を変えるよりも自分自身に変化をもたらすこと、このような個々の意識が創造社会の一端を担っているようです。

Photo by Nozomu Ishikawa

クロージングセッション 創造社会が生み出すサステナブルシティへ

  • 西田司(建築家、設計事務所オンデザイン)
  • 中島直人(東京大学)※コーディネーター
  • (井庭崇さん、各セッションコーディネーター)

今回のサステナブルシティ・サミット3では「創造社会」というビジョンのもと、 「見える化」「都市活動」「地方創生」「公民連携」といったアプローチから「サステナブルシティ」との接点を探ってきましたが、クロージングセッションでは、建築家の西田司さんを迎え、中島直人さんをコーディネーターに会場一体で進められました。  

最初に各セッションを横断的に眺めてきた、また、シティラボ東京の連続トーク「”スロー”を実感できる場所」のモデレーターでもある西田さんからコメントをいただきました。西田さんは、これまでの都市は効率化や経済合理性など”ラピッド”に進んできたが、サステナビリティやCOVID-19などを経て”スロー”な都市あり方があるのではないかという観点から連続対談を行ってきています。そこで挙げられたキーワードは、創造社会とも近しいものがあります。  

創造社会、サステナブルシティ、”スロー”という、言わば「三点測量」の軸を得て、西田さん、中島さんだけでなく、井庭さんや各セッションコーディネーターのみなさんも交えてディスカッションが膨らみました。  

まず論点として挙げられたのは「時間」の概念です。創造社会や”スロー”シティでは、早くやることよりも「時間がかかっても自分の手でつくる」「時間自体を楽しむ」という感覚があります。時計の時間軸ではなく、一人ひとりの中に存在する時間軸を大切にすることが創造性の原点になりそうです。一方、サステナブルシティの時間軸は必然的に長くなりますが、そこに向かう時に固定的な時間軸に沿う必要もなく、創造的でアジャイルな取り組みを細やかな時間軸で積み上げていくイメージです。  

オープニングでも語られた「農業的」という言葉も時間に関係します。トークの中では、人工的なものと生物的なものを一体的に育てて時間と共に価値が上がる感覚、四季折々が繰り返しながら土壌を豊かにしていく円環的な時間軸、単純にスピードアップするのではなく「待つ」時間の再評価など、多様な側面としてブレイクダウンされていきました。

Photo by Nozomu Ishikawa
グラフィックレコーディング:和田健

本サミット全体のクロージングに相応しく、「創造社会」と「サステナブルシティ」という2大テーマに対して「時間軸」という観点から両者をつなぐという立体的な都市・社会像を得ることができました。また、このような、抽象的だが社会的に重要なテーマを共有しながら各自が具体の創造的なアクションを持ち込む、そのような段階的なアクションの構造を共有できました。

3.創造社会×サステナブルシティの実現に向けて

 サステナブルシティ・サミットが当初から掲げていた「まちづくりとサステナブルビジネス」の融合に加え、「個人から社会」へと至る創造性の広がり、隠れ潜む問題の見える化や多様性を受け入れる寛容性といった社会構造の変革、アジャイルな取り組みと中長期的なサステナビリティを貫く「時間軸」の議論などが加わり、サステナブルシティの輪郭が立体的に浮かび上がってきたように思えます。   ディスカッション自体も創造的なものとなりましたし、セッションの後は登壇者も視聴者も一体でディスカッションの続きを楽しんでいました。このような交流が都市やビジネスの変化のタネとなり、社会がよりよい方向に変わっていく、そんな予感を得られた一日となりました。  

 参加者のみなさんの具体的なアイデアが交流することで、サステナブルシティに向けた創造的なアクションが生まれていき、ひいては社会的なシステムチェンジに向かっていく。そのような創発を予感させるサミットになりました。シティラボ東京でも、これらの知見やネットワークを生かして具体のアクションに取り組んでいきたいと思います。

Photo by Nozomu Ishikawa

 サミットの実施にあたり、一緒に企画を立案していただいた実行委員会の皆さま、会場や配信で支援をいただいたご協力の皆さま、素晴らしいディスカッションを繰り広げていただいた登壇者の皆さま、一緒にセッションをつくりあげていただいた登壇者の皆さま、関係全ての皆さまに厚く御礼を申し上げます!

 なお、サミット3の各セッションを始め、シティラボ東京主催イベントについては、会員になると録画アーカイブがご覧いただけます。ご興味のある方はウェブページをご一読の上、お気軽にお尋ねください。