レポート
【Special Report】大阪府能勢町への旅〜参加型プロジェクトを通して身につけるコミュニティデザインのマインドセット~
2024年12月13日から翌14日にかけて、大阪府能勢町においてコミュニティデザインの先駆者であるstudio-Lが進める、古民家の「コミュニティデザイン・ラーニングセンター」への改修に参加しました!
コミュニティデザイン・ラーニングセンター改修に参加!
▼能勢町ってどんなところ?
能勢町には山あいに複数の集落があり、集落を中心に豊富な自然と気候風土を生かした棚田の米づくりや畜産などが行われています。
どこか懐かしくゆったりとした時間を感じられる「日本の原風景」という言葉がとてもしっくりくる場所でした。
プロジェクト参加(DAY1)
▼現場到着、さっそく昼食
▼大阪ラスキン・モリスセンターを見学
昼食後、今回のプロジェクトで改修しているコミュニティデザイン・ラーニングセンターに隣接する「大阪ラスキン・モリスセンター」について、studio-L 吉田さんにご説明いただきました。
▼いよいよコミュニティデザインラーニングセンターの工事に参加!
美しい棚田が広がる米どころの能勢町のストーリーを大切に捉え、現場のそばの「ライスセンター」という精米施設から処分予定のもみ殻をいただいて防虫処理をしてアップサイクル利用しているとのこと。
▼作業終了!
プロジェクト参加(DAY2)
▼能勢ベース見学
▼2日目の改修工事参加
まとめ
現場で建物を作る作業は、人が仕事と関わる原点に近いと感じ、現場で工夫しながら作り上げていくことに参加できた喜びが大きかったです。
たとえば、工事現場は昼食以外に10時や15時に休憩時間があり、TEAMクラプトンのメンバーは、休憩時間に先回りして温かいお茶や紅茶を淹れてお菓子と一緒に参加者に配ります。
作業中も参加者が手持ち無沙汰にならないよう、積極的にコミュニケーションをとってもらえます。
こういった、大げさではなく受け入れやすい、ちょうどいいホスピタリティが現場に散りばめられており、参加者は現場に入る抵抗をなくし、いつの間にかものを作る原理的な楽しさに取り込まれているように感じました。