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【Training】グリーンビジネス実践2023 「環境をよくして稼ぐ、その発想とスキル。」

これからの成長ビジネスの鍵は「グリーン=サステナビリティの実現」
第一人者から学ぶと共に、自ら実践力を鍛えていく実践型の研修プログラム

※2023.05.17講師情報をアップデートしました!
※最終締切日:6.15(木) ※6.8ガイダンスは録画視聴となります

◎「グリーンビジネス」とは?

これからの成長に必須なビジネスの考え方

環境を改善しながら持続的に成長していく「グリーンビジネス」は、サステナブルな社会の実現に必要とされるだけでなく、既存や新規のビジネスそのものを成長させるためにも必須の考え方となってきています。 2015年のパリ協定、持続可能な開発のための2030アジェンダにより世界は持続可能性に向けて大きな舵を切っており、情報開示や認証制度、ESG投資など、その実現に向けたフレームが日々刻々と整備されてきています。これは、環境の価値が高まって新たなビジネスチャンスが生まれるということでもあり、既存のビジネスにとっては前提条件が変わるということでもあります。「環境」に取り組むことはもはやビジネスの実需であり、その具体化が経済界からも求められ、実践を増やしていく段階に入っています。 しかし、現状は何をどうすればよいのか悩んでいる方々が多く、だからこそ今、グリーンビジネスの発想とスキルを身につけるための場が必要とされています

◎本プログラムの目的

実社会に求められるグリーンビジネスの実践者を増やす

本プログラムは、グリーンビジネスの実践者を増やすことを目的として2022年度よりスタートしました。コーディネーターによる専門的な知見と先行ビジネスパーソンによる具体的な体験談をインプットとして提供すると共に、専門家・ビジネスパーソンとのコミュニケーションを通し、自分ならではのアイデアをアウトプットしていきます。  主要環境テーマに対するケーススタディをグループワーク形式で繰り返すことで、どんなビジネスもグリーンになり得る発想とスキルを身につけます。さらに、ビジネスを推進していく上でかけがえのない財産となるコーディネーターや講師、受講生間のネットワークを構築します。 

◎こんな想いを持った企業・担当者様に最適

企業の規模や業種は問いません、グリーンビジネスの実現は一社単独では困難であり、多様な属性がコラボレーションすることで発想や可能性が広がります。 環境分野の有識者であるコーディネーター、第一線の実践者である講師、将来的な恊働の相手ともなり得る受講生間のネットワークを形成します。
  • 新規グリーンビジネスの開発を考えたい!(事業開発部署など) 
  • 社内資源を活かして自社事業をグリーン化したい!(経営企画・サステナビリティ担当部署など) 
  • 変化する社会経済環境の中でビジネスとなるグリーン事業を見極めたい!(金融機関、保険業界など) 
  • 地域まちづくりへグリーンを導入したい!(行政、まちづくり会社など) 

◎本プログラムの特長

「ビジネス」を考える思考とスキル、ネットワークが「グリーン」仕様に

■コーディネーター

多様なソーシャルビジネスを輩出してきた慶應SFCの実践型講義「環境ビジネスデザイン論」の担当教員であり書籍「GREEN BUSINESS」著者の小林光氏、吉高まり氏によるコーディネート
小林 光氏[東京大学先端科学技術研究センター研究顧問、同大教養学部客員教授、元環境事務次官]
吉高 まり氏[慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師(環境ビジネスデザイン担当)、一般社団法人バーチュ・デザイン 代表理事 ]

■2023年度の環境主要テーマと講師

コーディネーターによる専門的知見の提供により社会課題への適切な対応を理解、さらに各界第一線の先行ビジネスパーソンによるリアルな体験談により「自分ごと」としてビジネスを考える機会を提供
※同じテーマでも講師は昨年度と異なります。過去の講義もアーカイブ視聴可能です
2023年度の環境主要テーマ

テーマ1:CO2見える化 ~気候変動対応が企業価値を高める時代へ

脱炭素は既にルールの運用が開始している世界的メガトレンドです。大企業から中小企業まで対応が必要なだけでなく、資金や材料の調達、新たなビジネスチャンスなど企業の成長に関わる課題です。 サプライチェーン全体でのCO2排出量(Scope3)データの収取が課題となる中、その見える化や脱炭素のワンストップソリューションを通して排出量削減、脱炭素経営を支援する事例に学びます。
(講師紹介)
アスエネ株式会社〜次世代のために脱炭素社会を実現する
萩原 康仁 氏
アスエネ株式会社営業本部/開発本部 General Manager
※他の方に交代の可能性あり
GHG排出量クラウドサービス「アスゼロ」の事業立上げ〜事業開発を担当し、様々な業種の企業のCO2排出量の算定、CDP回答支援、SBT目標策定、TCFDシナリオ分析などを実施。キーエンス、コンサル時代の経験を経て得た製造業の業界知見を活かし、脱炭素支援を包括的に担当。

テーマ2:廃棄物・資源循環 ~トータルシステムでごみを資源に変えていく

ゼロエミッションをビジネスとして成立させるには、資源をとことん利用して多面的な価値を創出することが大切です。資源の循環だけでなく消費者の賛同や他事業との連携も大切な課題です。 誰もが毎日、当たり前に使う生活必需品である「紙」のリサイクル事業。製品のデザイン、再生プロセス、製造拠点の立地戦略までトータルなシステムを構築している事例に学びます。
(講師紹介)
コアレックスグループ〜より環境に優しく、より高品質な紙をつくる
佐野 仁 氏
コアレックス信栄株式会社 取締役専務執行役員 兼 コアレックスグループ 社長室長 兼 総合企画管理室長
1987年 静岡県富士市役所教育委員会入職、1988年 社団法人静岡県紙業協会入社、同協会参事、事務局長、常務理事を歴任し、2002年 信栄製紙株式会社(現 コアレックス信栄株式会社)入社、古紙再生による資源循環や地域との恊働に携わる

テーマ3:自然資本 ~貴重な自然を守りながら人の暮らしを支える

生物、生態系がらみのビジネスにはこれから伸びる余地がいっぱいです。様々な認証やESG投資も動いており、日本の低い食料自給率、世界の人々の健康、自然環境の維持などが主な課題です。 世界的な人口増によるたんぱく質の供給難。一方で食糧生産による環境影響も軽減していくことも必要です。限られた資源・土地・エネルギーを守るフードテックという視点から代替たんぱく質の事例に学びます。
(講師紹介)
日本ハム株式会社〜たんぱく質を、もっと自由に。
長田 昌之 氏
日本ハム株式会社 加工事業本部 マーケティング統括部 ブランド戦略室長 兼 マーケティング部長
1995年入社 業務用営業を担当後 ハム・ソーセージの商品開発及びプロモーションを担当、2023年より現職 加工事業本部の広告宣伝、プロモーション、マーケティングを担当する。

テーマ4:再生可能エネルギー ~脱炭素化をモビリティにも

ビジネス活動にはエネルギーが不可欠。再エネの活用はCO2削減に加え、災害時の対応や地域経済循環などのメリットも期待できます。また効果的な運用には需要側も一体となったシステムが大事です。 これから普及すべき電動バスの大量生産体制を整え、そのバッテリーを使ったエネルギーマネジメント事業にも進出を計画しているモビリティ電動化ビジネスから学びます。
(講師紹介)
株式会社EVモーターズ・ジャパン〜日本のバッテリー技術でゼロエミッション社会の実現を目指す
長 秀俊  氏
株式会社EVモーターズ・ジャパン プランニング
1983年東京大学法学部卒、1988コーネルロースクール卒、米国NY州弁護士資格。1983年~2007年野村證券で投資銀行部門でIPO/POやM&A業務に従事し、米国野村證券ではクロスボーダーの証券化案件を組成。2007年から福岡銀行で同行のM&A業務立上げを統括して、コンサルティング業務の拡充に従事した後、㈱FFGベンチャービジネス・パートナーズ(福岡銀行のVC子会社)投資事業部長。

■全体スケジュール

6月〜9月の3ヶ月間で10コマとケーススタディ(グループワーク)に集中的に取り組みます。2023年度は、知見の充実やカリキュラムの改善など、より進化したプログラムとしていきます。
全体スケジュール

■テーマ毎のプログラムの進め方

主要な環境テーマごとにインプット⇒ケーススタディ⇒発表・クリティークを繰り返すサーキットトレーニング形式で幅広い知見とビジネス企画力を育成
テーマ毎の進め方

■シティラボ東京による実施サポート

オンライン・オフラインのワークスペースを提供、アーカイブやレポートなどで円滑な受講をサポート
  • 各回資料の配布・見逃し配信アーカイブ 
  • 受講生間のオンラインコミュニケーションの場(slack)を開設
  • 各回の講義や質疑のポイントをレポートで整理 
  • 開催期間中、シティラボ東京をコワーキング利用可能 
  • 随時、関係者の懇親会を企画(感染症等の状況を見据えて検討)

◎開催概要

▶ 日時 2023年6月8日(木) 〜 9月28日(木)  ▶ 回数 全10コマ(各回18:30〜20:00)+自主ケーススタディ(グループワーク)  ▶ 場所 シティラボ東京   ・オンライン/オフラインハイブリッド   ・講師は原則として会場にて講演(ネットワーク構築の観点から可能な限り現地参加を推奨)  ▶ 最小履行人数 10名、最大20名限定  ▶ 参加費 25万円(税込) ※シティラボ東京法人会員は30%特別割引  ▶ 主催 シティラボ東京、一般社団法人バーチュデザイン ▶ 申込 Peatix https://greenbusiness2023.peatix.com    ※請求書による振込でお支払いの場合、Peatix内のフォームより請求先情報をご入力ください   ※最終締切 6月15日(木) ※若干名(最大人数に達し次第締切) 

<問い合わせ先> 

シティラボ東京(担当:平井、右田)  TEL:03-3241-7071(受付時間:平日09:3018:00)   E-mail:info@citylabtokyo.jp 

(参考)2022年度の「グリーンビジネス実践」について

初開講となった昨年度プログラムですが、21名の受講生に参加をいただき、4つの主要テーマに関して現場ならでは基調な講義をいただくと共に、受講生による熱心なグループワークが行われ4テーマ×5グループのビジネス企画が提案されました。受講生からも高い評価をいただき、受講後も続くネットワークも形成されました。詳細はリンクhttps://citylabtokyo.jp/article/2022/10/27/report-greenbusiness-training2022/からレポートをご覧ください。 
2022年度「グリーンビジネス実践」受講生