【Event】産業リノベーション時代の空間とビジネス #2 他用途と掛け合わせる社交の場としての銭湯
【主旨】
産業リノベーションシリーズ第2弾は、東京の墨田区で多世代に愛される2つの銭湯オーナーをお呼びし、
現代のニーズに応えた持続可能な銭湯についてお話を伺っていきます。
産業リノベーションとは、生活様式の変化、技術革新、人口減少、流行の変化などに左右されて継続が難しい傾向にある産業が、現代社会のトレンドを捉えて新規事業を開拓し、特にその産業のために造られた建築物等を、新たな事業を組み込むことで魅力的な空間として再出発させている事例を捉えた造語です。(産業リノベーションに関する記事はこちら: https://citylabtokyo.jp/article/2023/08/30/sangyo-renovation/ )
今回は、銭湯におけるトレンドを捉えた画期的な取組みを⻩金湯の新保さんから、銭湯業界の包括的な視点を電気湯の大久保さんからお話しいただきます。内風呂が常識の社会において人々は何を求めて銭湯を訪れるのか、銭湯に新たな要素が追加されたことでその位置付けにどんな変化が生まれているのか、銭湯離れや銭湯ユーザー世代の高齢化といった課題も抱える銭湯という産業の持続可能性を探っていきましょう!
【開催概要】
日時:2024年3月11日(月) 18:30〜20:00(懇親会20:00〜21:00)
場所:シティラボ東京 ※現地・オンラインのハイブリッド開催
東京:都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン6階
主催:シティラボ東京
【プログラム】
話題提供1 黄金湯 新保 卓也・朋子さん
話題提供2 電気湯 大久保 勝仁さん
トークセッション 黄金湯×電気湯(質疑応答含む)
【こんなにあなたにオススメ!】
• 持続可能な産業の在り方に関心のある方
• 産業を専用とした建築物等のまちなかでの変化(リノベーション等)に関心のある方
• 現代のトレンドを捉えたビジネスモデルの構築に関心のある方
• 銭湯が好きな方、今後も銭湯を残していきたい方!
【お申込】
■Peatixページ
https://sangyorenovation2-publicbath.peatix.com/
Peatixページより、チケットをお申し込みください。
※チケットは当日17:00までの販売となります。
【登壇者紹介】
■新保卓也・朋子 黄金湯・大黒湯 支配人
日本文化の息づくまちである墨田区にて約90年。 地域の公衆衛生を守る「大黒湯」と「黄金湯」と「さくら湯」「金沢浴場」を営む新保家の3代目夫妻。 日本特有の「銭湯文化」に対する深い愛情と、それを未来に繋いでいくという強い使命感を持つ。 伝統を継承しながらも、これからの時代の新しいスタイルの銭湯を常に模索し、価値の創造に挑み続けている。
■大久保勝仁 電気湯 店長
普通に働いていましたが、祖母が「銭湯やめるぜ」と言ったのをきっかけに家業である銭湯「電気湯」を継ぐことになりました。一人で継ぐのは大変すぎると思ったので友人やご近所さん、常連さんたちに手伝ってもらいながら早4年。ヒィヒィ言いながら毎日お風呂に入っていたら3年間で来場者人数が2.5倍になりました。銭湯から「誰もがすみ続けられるまち」を目指すべく、銭湯とまちについての研究会や、政策討論会なども開催しています。