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企業価値を向上させるSX経営〜『サステナビリティ経営のジレンマ』出版記念トーク

環境・社会・経済の3要素を考慮した事業展開により、事業を存続させるだけでなく、企業価値の向上を目指す「サステナビリティ経営」。それを実現するダイナミックな変革(SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション)の必要性を感じつつ、具体的な取り組みの道筋が見いだせない経営者やサステナビリティ担当者の方も多いのではないでしょうか? 本書『サステナビリティ経営のジレンマ』では、サステナビリティ経営を阻害する要素である「5つのジレンマ」の正体を明らかにし、それを乗り越えながら、サステナビリティを企業経営に取り込んでいくプロセスを、CSV経営の実践を通じて企業価値の大幅な向上を果たした著者のリアルな経験、企業コンサルティングによる横断的な視野をふまえながら、体系的に描いています。 本トークセッションでは、書籍の中で描かれている「5つのジレンマ」のうち、「経営理念のジレンマ」「経済合理性のジレンマ」にフォーカスし、「パーパス」「社会課題と顧客課題」を中心にサステナビリティ経営実現のための本質的なポイントを著者よりお伝えしていきます。実践の現場で「モヤモヤとした思い」を抱えている方、ぜひご参加下さい!

こんな人にオススメ

・サステナビリティ経営に向けた変革を検討している経営者・サステナビリティ担当者
・サステナビリティ経営の全体像や実践例を学びたいビジネスパーソン
・社会・地域の活動を行う上でサステナビリティ経営の力を社会に活かしていきたい関係者
・サステナビリティ経営に関するコンサルタント

実施概要

日時:2024年8月7日(水) 18:30〜20:00(終了後30分程度交流会あり)
場所:シティラボ東京/オンライン
参加費:トークセッション(現地/オンライン):2,000円
トークセッション+書籍(書籍付):3,900円 書籍割引価格1,900円・当日会場にてお渡し
※シティラボ東京/サステナブルコミュニティ会員には別途割引コードをお知らせします
主催:シティラボ東京・一般社団法人サステナブルコミュニティ

プログラム

18:30 開会(CLT・イベント主旨)
18:40 書籍の主旨・ポイント
|川井健史氏[合同会社持続可能 CEO 兼 サステナビリティ経営デザイナー、
ESG専門ビジネススクール”Start SDGs”フェロー(前校長)]
19:05 トークセッション
|川井健史氏[前掲]
|田中有紀子氏[コスモエネルギーホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部
ESG推進グループ グループ長、一般社団法人サステナブルコミュニティ理事]※依頼中
|山路祐一氏[一般社団法人サステナブルコミュニティ代表理事] ※ファシリテーター
19:40 Q&A
19:55 エンディング

詳細・お申込

Peatixにてお申込ください! https://sustainability-dilemma.peatix.com/

登壇者プロフィール

川井健史[合同会社持続可能 CEO 兼 サステナビリティ経営デザイナー、ESG専門ビジネススクール”Start SDGs”フェロー(前校長)]
リクルートスタッフィング並びにリクルートで事業企画、新規事業を担当したのちベンチャー企業を設立。リーマンショック時にオプトグループ傘下となり、合計約7年間ベンチャー経営に携わる。
その後、メンバーズ、フィックスターズといった上場企業での人事責任者を7年務め、2021年に合同会社持続可能を設立。メンバーズでのCSV経営経験を軸にサステナビリティ経営コンサルティングや統合報告書制作支援などに携わっている。
2021年11月から2年間、”Start SDGs”の校長を務め、「SDGsビジネスストラテジスト講座」「CSV経営デザイナー養成講座」「CHRO育成講座」を担当。
iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授/一般社団法人未来技術推進協会“SDGs×事業”プロデューサー/ひろしまSDGsBiz推進協議会会長/株式会社アンサーノックスCSV経営アドバイザー/株式会社divx人的資本経営アドバイザー/アイラブトヤマカンパニー監査役を現任中。
田中有紀子[コスモエネルギーホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部ESG推進グループ グループ長、一般社団法人サステナブルコミュニティ理事]
エネルギー企業のサステナビリティ部門ESG推進担当。不動産系企業の商品開発、営業管理に従事したのち、ITスタートアップの起業に参画。エンジニア、プリセールス、マーケティング、広報、経営企画を兼任し、創業より12年で東証プライム(当時、一部)上場。執行役員マーケティング・コミュニケーション部部長に就任。SDGsやESG関連対応に取り組み始めるも、よりインパクトが大きい分野でサステナビリティに挑戦したいという想いが高まり、エネルギー企業に転身。
山路祐一[一般社団法人サステナブルコミュニティ代表理事]
大学卒業後、印刷会社とIR支援会社にて、統合報告書やサステナビリティレポートなど上場企業のレポーティングおよび非財務情報開示支援業務に従事。その後、製造業でのサステナビリティ推進業務を経て現在もサービス業にてサステナビリティ推進業務を担当。2020年5月にサステナブルコミュニティを設立し、2023年5月一般社団法人サステナブルコミュニティ代表理事に就任。

書籍『サステナブル経営のジレンマ 企業価値向上を阻む5つの障壁』

「サステナビリティ経営」にモヤモヤを感じているすべてのビジネスパーソンのモヤモヤの原因を明らかにし、その解決策を示します!
メディアで目にすることが多くなった「サステナビリティ経営」。必要性は理解していても、ほんとんどの方は、正体不明のモヤっとした感情を抱えているのではないでしょうか。
本書では、こうしたモヤモヤを「サステナビリティ経営のジレンマ」として5つに整理して明らかにしました。また、5つのジレンマを乗り越える方法を具体的な事例も踏まえて解説しています。サステナビリティ経営を単なるコストに終わらせず、企業価値向上に繋げることを目指す経営者、担当者必須の書です。
<本書で事例としてご紹介している主な企業> 社名50音順
オムロン株式会社/キリンホールディングス株式会社/SOMPOホールディングス株式会社/大成株式会社/TIS株式会社/株式会社TMJ/ディップ株式会社/株式会社divx/東洋染工株式会社/株式会社メンバーズ/株式会社丸井/株式会社丸繁製菓/株式会社メンバーズ/横河電機株式会社
<書籍目次>
第1章 サステナビリティ経営の現在地〜「SDG Compass」をバージョンアップできなかったサステナビリティ経営〜
1 サステナビリティ経営という“掴みづらく新しい経営”
2 企業のサステナビリティ経営への取り組みと現状
第2章 サステナビリティ経営のジレンマ〜なぜサステナビリティ経営はうまく進まないのか〜
1 「顧客課題」と「社会課題」が区別できていない
2 社会課題に向き合った純度の高いパーパスが存在しない
3 既存事業でのみ取り組むことが前提となっており、新規事業がスコープに入っていない
第3章 「サステナビリティ経営のジレンマ」を乗り越えるために必要なこと〜既存事業にSDGsのアイコンを貼り付ける「ワッペン貼り」からの脱却〜
1 マテリアリティの再定義とKPIの設定
2 自社の目指す方向を照らす「パーパスを発掘」する
3 マテリアリティをもとに社会課題解決型事業を創出する
第4章 実例から紐解くCSV(Creating Shared Value)経営〜究極の成功事例となったメンバーズのCSV経営〜
1 CSVとは
2 メンバーズのCSV経営
第5章 「デザイン思考」によるイノベーションで創出するCSV経営モデル〜「社会課題」と「顧客課題」を統合して解決する発想法と「価値創造プロセス」〜
1 デザイン思考による「社会課題」と「顧客課題」の新結合
2「価値創造プロセス」でパーパスの実現と企業価値創造の道筋を示す
第6章 これからのサステナビリティ経営〜「人的資本」と「生物多様性」への取り組みが企業価値向上の要〜
1 今後のCSVのテーマとなる「人的資本」
2 企業と人類の存亡をかけた生物多様性のへの取り組み
おわりに「ガバナンス」について
1「コーポレートガバナンス」は取締役の多様性から
2 もはや欠かすことのできない「人権」への取り組み