• HOME
  • ブログ
  • Report
  • 2018.09.05~ JSURPまちづくりカレッジ「プランニングの“これまで”と“これから” 〜都市制度の系譜とこれからの都市計画理論〜」

2018.09.05~ JSURPまちづくりカレッジ「プランニングの“これまで”と“これから” 〜都市制度の系譜とこれからの都市計画理論〜」

日時:2018年9月5日(水)〜11月19日(木)19:00-21:00(全5回)
会場:シティラボ東京
主催:特定非営利活動法人 日本都市計画家協会(JSURP)

プログラム:
◇プロデュース
関宏光氏/株式会社 都市環境研究所
佐々木晶二氏/元国土交通省

◇第1回9月5日(水)
都市にまつわる制度の系譜
講師:佐々木晶二氏/元国土交通省
◇第2回9月20日(木)
大都市中心部の都市再生の潮流
講師:田島泰氏/株式会社 日本設計 常務執行役員・都市計画群長
◇第3回10月2日(火)
エリアリノベーションの現場からみた都市計画への課題と期待
講師:嶋田洋平氏/らいおん建築事務所代表取締役
◇第4回10月30日(火)
観光手法と都市計画手法を活かした地域産業の活性化
講師:川原晋氏/首都大学東京都市環境学部観光科学科 教授
◇第5回11月19日(月)
郊外住宅地・団地の形成と再生
講師:中西正彦氏/横浜市立大学国際総合科学学部まちづくりコース 准教授

都市にまつわる制度(以下、都市制度)は、年を重ねるたびに多様化・高度化し、推進力をもつ取り組みが増えています。それに伴い、使いこなす側の力量の向上も求められるようになり、多様化・高度化する都市制度の課題を認識しその場に合わせた創意工夫を凝らすといった技術開発も盛んです。本講座では、都市制度の系譜をたどりながら、制度創設の背景や今日に至る取り組みの発展性を認識しつつ、近年潮流となっている取り組みに焦点を当てました。現場で都市制度がどのような役割、効果を発現し、プラン立案者側が都市制度をどう使い、どのように創意工夫しているのか、またどのような課題があるのか、参加者とともに学びました。

講座では、近年の人口減少社会、経済定常化、盛んな新技術開発の世の中で課題になっていることに取り組み、目に見える形で動かし、お金を稼ぎつつ地域環境を豊かにすることが、今のプランニングの潮流として示されました。また、現場の最前線でプランニングに取り組む講師の方々からは、これまでの都市制度の課題も踏まえ、ビジョン(計画)から規制を変え、事業を動かす都市計画の計画法的性格の拡充、ターゲットを絞った展開など、新しい都市計画手法の構築について熱心に議論しました。

関連記事一覧