2019.04.08/06.07 TCFDコンパス研究会~自社の強化のためのシナリオの進め方~
技術に応じて変化する社会をふまえてシナリオを構築する
気候関連財務情報開タスクフォース (以下、TCFD)は、財務報告書等で気候関連のリスクと機会についての情報開示を推奨しています。しかし、気候変動による影響は中長期的に顕在化する可能性が高く、時期や規模も不確実です。TDCFコンパス研究会は、そのように不確実性が高まるなかで、サステナビリティを前提としたシナリオの構築や分析に関する研究を行うワークショップです。
第1回の今回は、前半はシティラボ東京と協働のオープンセミナーでした。時期や規模が不確実で、社会に劇的な変化をもたらす可能性の高いIT分野の将来像を見据えながら、インターネットと社会の関係を研究している慶應義塾大学SFC研究所の斉藤賢爾さんの講演「30年先の未来に向けて」を開催。 ワークショップに継続的に参加する 各分野の企業からのメンバー約30名と、オープンセミナーの参加の約20名が共に聴講しました。
現在の社会にない技術を研究するためには、単にその技術だけでなく、それに応じてどう社会が変化するのか、シナリオを構築することがプロトタイピングになります。「お金」の未来は? 「豊かさ」のこれからは? という価値観などについても考え直すことが必要です。
【イベント概要】 ※オープンセミナー部分のみ
日時:4月8日 (月) 13:00〜16:00
場所:シティラボ東京
主催:NPO法人サステナビリティ日本フォーラム(Sus-FJ)
共催:株式会社クレアン
【プログラム】 ※オープンセミナー部分のみ
タイトル:TCFDコンパス研究会×シティラボ東京 「30年先の未来に向けて」
講師:慶應義塾大学SFC研究所 上席所員・環境情報学部 (非常勤) 斉藤賢爾氏
>>TCFDコンパス研究会のサイトから資料のダウンロードができます
オープンセミナーに続く第1回研究会では、気候変動や社会的な変化をふまえて社会状況を描くワークショップを行いました。前半の講演で思考をリセットした参加者により活発なワークショップが繰り広げられました。ワークショップはメンバー限定ですが、6月7日(金)17:00〜21:00に開催される成果発表・懇親会は再びオープンイベントとして開催されます。詳細は下記リンクをご参照下さい。
>>6月7日 TCFDコンパス研究会×シティラボ東京 成果発表・懇親会