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2019.04.11 東京に自然エネルギーの森をつくろう~都市から再生可能エネルギーの未来をつくるには?|empublic × Citylab Tokyo Collective Impact for sustainability Vol.3

電力を消費する東京から、生産する東京へ

「東京のサステナビリティ」をテーマとした当シリーズ。第3回目のゲストは、東京の多摩地域を中心に再生エネルギーを広げ、都市部のエネルギー自給率を向上させる仕組みづくりに取り組む山川勇一郎(たまエンパワー株式会社)さんです。

東京は電力の一大消費地でありながらも、その需要は他地域の大規模発電所に頼っており、エネルギーの自給はほとんどありません。しかし、近年のエネルギーシフトの流れから、太陽光自家発電などによる再生可能エネルギーは誰にでも手の届きやすい価格の電源になりつつあります。

また今後、再生可能エネルギーの導入率が高まり、次世代電力システムが実現すると、個々が発電したエネルギーの足りない部分を火力発電などで補えば良いという従来とは逆の発想の時代が訪れるといいます。

再生可能エネルギー先進国のドイツでは発電所のオーナーは個人・農家が最も多く、大手電力会社による供給はたったの6.5%。発電の主役は市民です。電気も自らつくれるようになると、電気をどこでつくり、どこで買うのか選択できるようになります。 地域電力を選択することで地域内でお金が循環するようになったり、特定の電力を選ぶことでその一部の金額がソーシャルグッドプロジェクトに寄付されたりと、電気がまちづくりの手段にもなり得ます。

そのような未来のイメージを参加者と共有しながら、「つくりたい未来は、まずどういった姿なのかイメージすることが大切だ」と山川さんは語りました。

【イベント概要】
日時:4月11日(木) 19:00〜21:30
場所:シティラボ東京
主催:株式会社エンパブリック
共催:シティラボ東京

【プログラム】
1.イントロダクション「分散型社会へのシフトを進めるために」 広石拓司(エンパブリック)
2.再生可能エネルギーとエネルギーの地産地商の現在とこれから 山川勇一郎(たまエンパワー株式会社)
3.【対話】 気候変動のために東京でできることは何?

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