2019.06.21 暮らすのが楽しく、交流も豊かになる2040年の東京をつくるには?|empublic × Citylab Tokyo Collective Impact for sustainability Vol.4
都市の魅力を高めるために都市デザインやモビリティができること
シティラボ東京とエンパブリックのコラボによる「持続可能な東京」を考えるワークショップ第4弾として、東京が劣化せず、輝く未来につながるアイデアに取り組みました。
持続可能な都市を模索する建築家のピーター・カルソープは、ナショナルジオグラフィック日本版「世界の都市」(2019年4月号)で、「人が集まり、交流する。都市とは、本来、そうした場所のはずだ」と述べています。この日は、機能性だけでなく「都市の魅力」という観点から議論を展開しました。
エンパブリックの広石拓司さんからのイントロダクションに続き、芝浦工業大学/ハーツ環境デザインの鈴木俊治さんが「歩くことが楽しめる街」をテーマに話題提供しました。人々が快適かつ自然に行動を行うために、都市デザインではどのような配慮が必要でしょうか?
続いて、日野自動車の松山耕輔さんと渡邊邦彦さんより話題提供を行いました。彼らが在籍する日野自動車では、一度クルマを離れ、まちの未来像を考え直すところからの議論を進めています。アクセスのしやすさだけではない、新しい暮らしを創るモビリティとして「もっと」できることは何でしょうか?
最後に、参加者17名が、2040年の東京(都市)で「自分は、どこで、どんな時間を過ごしたい?」、「その時間を過ごすために都市に不可欠だと思うことは?」についてアイデアを出し合いました。「交流の場」、「つなげる」、「曖昧さと選択肢」、「負の財産の活用」などの都市を魅力的にしていくためのキーワードがシェアされました。
【イベント概要】
日時:6月21日(金) 19:00〜21:30
場所:シティラボ東京
主催:株式会社エンパブリック
共催:シティラボ東京
【プログラム】
1.イントロダクション ~ サステナブルな東京を考える視点の提案
広石拓司 株式会社エンパブリック
2.歩きやすい・歩くことが楽しめる街〜持続可能な社会・都市に向けて
鈴木俊治 芝浦工業大学教授/ハーツ環境デザイン主宰
3.新しい暮らしを創るモビリティ
松山耕輔 日野自動車株式会社 新事業企画部
渡邊邦彦 日野自動車株式会社 BR Next100プロジェクト室
4.ワークショップ:暮らすのが楽しく、交流も豊かな東京って、どんな姿?