(終了)2019.08.02 ランドスケープからみるエリアデザイン 滝澤恭平×馬場正尊×渋谷健太郎 『ハビタ ・ランドスケープ』刊行記念対談
日本37箇所の地域を歩き、自然と人為の相互作用の中で生まれてきた風景のなかで、人々はどのように地域を棲みこなしてきたかを紡ぎ出した書籍『ハビタ ・ランドスケープ』(木楽舎)。日常の風景に潜む思いもよらぬ物語と出会う瞬間を描いたこの出版を記念して、数々のエリアリノベーションや公共空間をデザインし、都市の理想的な風景を考察・実現化してきた建築家の馬場正尊さんをお招きして建築、都市計画とハビタ ・ランドスケープの関係を探ってみたいと思います。都市課題解決のプラットフォームとして支援を行うシティラボ東京で、皆さまのご参加をお待ちしております。
◇日時・場所
日時:8月2日(金) 19:00〜20:30+サイン会 (受付開始)18:30
場所:シティラボ東京
主催:株式会社木楽舎
参加費:1,000円
お申込み方法:下記URLよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1KTqpMgbRC78Jcs0uj8tXbzeIwcl9Iu2LOcg8HMkjpyE/edit
お問合せ先:sale[at]sotokoto.net ※[at]を変換してご利用ください
◇プログラム
対談+サイン会
▶滝澤 恭平(たきざわ・きょうへい)
ランドスケープ・プランナー/編集者
株式会社水辺総研取締役、ハビタ代表、「ミズベリング・プロジェクト」ディレクター
1975年生まれ。大阪大学人間科学部卒業、角川書店に編集者として勤務。2007年工学院大学建築学科卒業、ランドスケープデザイン事務所・愛植物設計事務所にランドスケープデザイナーとして勤務後独立。2014年東京工業大学大学院社会理工学研究科修士課程修了、現在、九州大学大学院工学府博士課程にて都市河川再生とグリーンインフラの研究を行う。 2015年日本の水辺を元気にする水辺総研を共同設立、主なプロジェクトにJR東日本竹芝ウォーターフロントプロジェクト、横浜市帷子川はまっこアユ遡上プロジェクト(多自然川づくり)など。雑誌「ソトコト」、「武蔵野樹林」等で編集、執筆を行う。地元の水辺、東京杉並区の善福寺川を市民力で里川にカエル「善福蛙」で活動を行っている。
▶馬場正尊(ばば・まさたか)
株式会社オープンエー代表取締役/公共R不動産ディレクター
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂で博覧会やショールームの企画などに従事した後、早稲田大学博士課程に復学。雑誌『A』の編集長を経て、2003年OpenALtd. を設立。建築設計、都市計画、執筆などを行う。同時期に「東京R 不動産」を始める。2008 年より東北芸術工科大学准教授、2016 年より同大学教授。建築の近作として「Re ビルプロジェクト」(2014~)、「佐賀県柳町歴史地区再生」(2015)、「ShibamataFU-TEN」(2017)など。近著に『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』(学芸出版・2015)、『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』(学芸出版・2016)、『クリエイティブローカル エリアリノベーション海外編』(学芸出版・2017)、『公共R不動産のプロジェクトスタディ:公民連携のしくみとデザイン』(学芸出版・2018)がある。
http://www.open-a.co.jp
▶渋谷健太郎(しぶや・けんたろう)
写真家
1971年カリフォルニア州出身。幼少期を長野県で過ごし自然に親しむ。1993年日本大学芸術学部写真学科卒業後、フリーランス。雑誌や広告、音楽媒体などで活躍。代表作にサントリーのインバウンド・ウェブ『suntory hakushu distillery』
やイオンの広告キャンペーン、タレント柴咲コウのCDジャケットなど。2012年から3年間、ライターの滝澤恭平とともに雑誌『ソトコト』にて『ハビタ・ランドスケープ』を連載。地質学、自然科学、民俗学、といった複眼的プローチで日本国内をフィールドワークし、撮影を敢行。2019年『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎)出版。