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(終了)【Event】2020.10.29~ [オンライン] サステナブルまちづくり概論 〜持続可能な都市の全体像をとらえ、その実現手法を探る全8回

「持続可能な地域づくり」は長らく言われてきましたが、これまで部分・要素や技術面から断片的に語られることが多く、全体像は見づらいものでした。
脱炭素、循環経済、スマートシティ、グリーンインフラ、コミュニティ、ESG投資など様々な要素が関係して実現する、SDGsの先にある「サステナブルな日常」において、まちはどのような姿になるのでしょうか? そこでは、どのようなサービスが求められ、まちづくりや都市計画の考え方は、どう変わっていくのでしょうか?
各テーマで実践・研究の両輪で活躍されている講師から全体像を考えるための視点・視座を学び、自分の視点を具体化することに挑みたい方々のための学びの場が始まります。

■お申込みはこちら
全8回:https://sustainablecity.peatix.com/

【プログラム】 2020年10月29日~2021年3月7日
(全8回オンライン・ライブ・セッション+オンラインの学びの場)
 ※10/10時点(講義タイトル等は変更になることがあります)
 ※欠席した回は録画動画でご覧いただけます。


第1回・公開講座 10/29木 20:00~22:00 >詳細
 サステナビリティ・シフト~2020年代におきる経済社会、ビジネス、都市の変化
  広石拓司 株式会社エンパブリック代表、全体ファシリテーターも兼務
 サステナブルな都市を統合的に考える視点とは?
  村山顕人 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻 准教授

第2回 11/20金 20:00~22:00
 静止画から動画へ -時間軸を積極的に取り入れた都市計画の可能性-
  横張真 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻 教授
 <ワークショップ>まちづくりの礎にある価値観を見直してみよう
 
第3回 12/3木 20:00~22:00
 サステナブルな都市へ賢く成長していくには何が必要か?
  山崎満広 ビジネスストラテジスト / 一般社団法人 CREATIVE CITY LABO 代表理事
 <ワークショップ>サステナブル都市の生活シーンをイメージしよう

第4回 1/7木 20:00~22:00
 都市のデジタルトランスフォーメーションとは?
  斎藤精一 パノラマティクス(旧 ライゾマティクス・アーキテクチャー)主宰
 サーキュラー・エコノミーとまちづくりはどう結びつくのか?
  加藤佑 ハーチ株式会社 代表取締役(IDEAS FOR GOOD編集長)

第5回 1/21木 20:00~22:00
 サステナブル自治体を目指すドイツの取り組み ―エネルギーと地域の価値をめぐる長い旅―
  西村 健佑 在ベルリン・コンサルタント
 サステナブル都市に投資を呼び込むには?
  吉高まり 三菱UFJリサーチ&コンサルティング プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト

第6回 2/4木 20:00~22:00
 社会課題解決とサステナブルまちづくりについての事例共有
 <ブレーンストーミング>サステナブル都市に必要なサービス、空間は?

第7回 2/18木 20:00~22:00
 <ワークショップ>都心、郊外、地方でのサステナブル都市での生活シーンをデザインする

第8回 3/7日 14:00~16:30
 <ワークショップ>サステナブル都市へのまちづくりに必要なこと、私たちのできること
 [ゲスト] 村山顕人 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻 准教授


【特徴】
1)8つのライブ・セッションを通して、サステナブルなまちづくりの基本概念を共創する
日本の地域にあったサステナブルなまちとは何か?2040年にどうなっているのか? まだ正解はありません。私たちが今、どうデザインするかが未来を決めるでしょう。
このゼミでは「サステナブルまちづくり」への分野・テーマを超えた基本的な考え方、事例の背景にあるメガトレンドの視点を第一線の研究者・実践者から学んだ上で、参加者の経験を持ち寄って議論し、サステナブルまちづくりに不可欠な構成要素は何かを具体化していきます。

2)都心、郊外、地方都市の3つのコースで「サステナブルな2030年の暮らし」を描く
都市の規模、経済社会、コミュニティの状況によって「サステナブルなまち」の形も違ってくるでしょう。そこで、都心(中央区など)、郊外(多摩地域など)、地方都市の3つのコースを設け、本ゼミではライブ・セッションや情報を共有しながらもコース別のグループで議論を具体化します。また、都市の多様な要素を統合的に考えるため、「まちでのサステナブルな暮らしを考え、その暮らしを裏打ちする都市の要素」を描いていくアプローチを取ります。

3)オンラインの特性を活かし、効果的に学んでいけるプラットフォーム
限られた時間を有効に活かすため、8つのライブ・セッションでは、講師のコア・メッセージと双方向のやり取りを大切にしたいと考えています。そのため、各講師から基礎知識として役立つ資料を提示いただき、事前課題とします。また、各セッションのふりかえり、参加者同士のオンラインでの交流の場も設けます。また、講義動画の録画を見直すこともでき、議論を進めていく中で、講義の内容を深めていくこともできます。

4)関連イベント、シティラボ東京の期間限定会員の特典も
本ゼミと連動した、サステナビリティを学ぶイベントに無料参加が可能です。また、東京・京橋にあるサステナビリティをテーマにしたコワーキング・スペース「シティラボ東京」をゼミ会員として利用できます。

<関連イベント>

  • [11/7土] 危機感では動かない社会に、変化を起こす「物語」とは?【オンライン上映&ワークショップ】~ 映画「Tomorrow~パーマネントライフを探して」からサステナビリティを進めるストーリーについて考えよう
  • [11/28土] 再生可能エネルギーを活かす地域づくりの現場から
  • [1月上旬] 書籍「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ」出版記念イベント


開催概要
・開催日時
 2020年10月29日~2021年3月7日
     *peatixのチケット日時は第2回講義の時間を設定しています。
・オンライン開催(zoomを利用。参加者の方にURLを連絡します)
主催株式会社エンパブリックシティラボ東京
ゼミ参加費 : 38,000円(税込)
 (全8回オンラインライブ・セッション+学びのプラットフォーム+3つの関連イベント+シティラボ東京ゼミ会員)
 *公開講座などを既に申込まれている方、シティラボ会員の方には割引があります。別途、ご連絡いたします。

対象者:

  • SDGsにビジネスで取り組みたい方、企業のサステナビリティ担当者(電機、自動車、生活用品、食品、衣料、小売、商社など)
  • 都市開発に携わる方(不動産ディベロッパー、ゼネコン、建設業、都市計画コンサルタントなど)
  • まちづくりに関わる金融機関の方(メガバンク、地方銀行・信金、保険、投資家など)
  • NPOなどで環境・社会の問題に取り組んでいる方
  • まちづくりに取り組む市民
  • 中長期的な視点から地域づくりを考える行政職員  など


本講座の背景・開催趣旨

今、世界で始まっているサステナビリティとデジタルの2つのトランスフォームは、経済社会の姿を変え、人々の価値観を変え始めており、2040年には都市の姿も今とは大きく変わっているはずです。2020年代のまちづくりを20世紀からの延長線上で思考するのか、2040年のサステナブル都市の姿を見据えて考えるのかによって、2030年の地域は全く異なった姿になり、その地域が持続できるかどうかに大きな差が生まれると考えられます。
世界で起きる問題とローカルの問題の両方を視野に入れ、人間性とつながりを大切にしながら、新しいアイデアとテクノロジーを使いこなし、クリエイティブに問題を乗り越えてしまう。そのような物語がたくさん生まれる舞台としての“サステナブルなまち”とは、どのような姿なのでしょうか?そして、そのまちで、私たちは今の生活や仕事から、どのような“行動変容”が起きているのでしょうか?

このゼミでは、持続可能な都市への取り組みや世界のサステナブル・シティの事例を理解した上で、参加者の経験を持ち寄って議論を重ねることで、サステナブルなまちの基本的な考え方、不可欠な構成要素は何かを共に考えていきます。そして、2030年の都心、郊外、地方都市でのサステナブルなまちでの暮らしを描き出すことで、その実現に向けて、自分の仕事や活動は何ができるのか、何から始めていけばいいのか、一人一人が具体化していくことを目指します。

SDGs、パリ協定で加速し始めたサステナビリティ・シフトが経済社会に、そして都市にどのような影響を与えるのか考えたい方、サステナブル都市の姿をハード、ソフトを統合的に考えたい方、サステナブル都市の実現に向けて2020年代の自分の仕事や活動に求められることを具体化したい方、ぜひ一緒に未来へのチャレンジを始めましょう。

 

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