(終了)【Event】2020.11.08 [オンライン]SDGsの学校現場への取り入れ方 〜絵本を使って伝えるSDGs〜
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2030年を期限とする開発目標です。新学習指導要領の改訂に伴い、各教科の教科書などでSDGsに触れられるようになりました。しかし、学校教育のなかでSDGsを教え、また、生徒たちが持続可能な社会の創り手として成長するためにはどのような授業を行えばよいのでしょうか。
2020年5月に発売された絵本『わたしがかわる みらいもかわる』(原琴乃・著)は、そんな学校の現場でSDGs教育を実現するためのツールとして生み出されました。著者の原琴乃さんは、外務省で国内外のSDGs推進を担当したのち、その本質をわかりやすく伝え、SDGsをきっかけに対話することを目指して本書を制作したといいます。
本イベントでは、SDGsに書かれていることは「どこか遠い国の話」ではなく子どもたち自身の身近な生活に関連していることと、それらを絵本を通じて伝えるコツを学びます。また、各地の現場において取り組まれているSDGsの達成に資する様々な事例紹介や、実際に学校教育に携わる教員とのクロストークを通じて、実践に取り入れていく方法などをディスカッションします。
☆お申し込みはこちら⇒https://clttfjevent.peatix.com/
[こんな人におすすめ!]
・教育の現場にどのように取り入ればよいのかわからない学校教員
・SDGsについて子どもたちに教えたくても、詳しく教えられるリソースがないという人
・学校教育とSDGsの関連性について知りたい人 など
[イベント概要]
・日時:2020年11月8日(日) 13:00〜15:00(12:55開場)
※チケット販売締め切り⇒11月 7日(土)
・参加券:一般 1000円
シティラボ東京会員、Teach For Japan関係者(フェロー・アラムナイ) 500円
・会場:オンライン(ZOOMを使用予定)
※申込後、ウェビナー登録の依頼メールが来ますので手続きをお願いします。
・登壇者:原琴乃(外務省職員/『わたしがかわる みらいもかわる』著者 )
山田基靖(学校法人摺河学園 学園長)
生田研一(前文部科学省ユネスコ協力官[SDGs教育担当])
北敢(小学校教員/Teach For Japan第6期フェロー)
黒澤永(中学校英語科教員/Teach For Japan第8期フェロー)
・司会:三谷繭子(シティラボ東京)
・共催:シティラボ東京、認定特定非営利活動法人Teach For Japan
・協力:汐文社
[タイムライン]
12:55~ 入室(zoomオープン)
13:00~ イントロダクション
13:10~ SDGsって?子どもたちに何を伝えたらいい?
13:30~ 教育現場のグッドアクション紹介
14:00~ 現役教員のSDGsお悩み相談クロストーク
14:30~ 参加者Q&A
14:50~ クロージング
[登壇者プロフィール]
◆原琴乃(はらことの)/外務省職員・絵本作家
2005年外務省入省。発展途上国のODAプロジェクトや東京五輪招致活動、欧州外交、伊勢志摩サミットを含むG7/G20サミット、持続可能な開発目標(SDGs)、国際保健(グローバルヘルス)などを担当。特に、SDGsについては、2017年夏から2年間、国際協力局地球規模課題総括課首席事務官等の立場で、SDGs推進本部をはじめ、政府による国内外のSDGs推進に関する企画・立案に従事。また、9歳より絵本作家として活動し(「まねするまねするほわほわちゃん」「ほわほわちゃんのひとりじゃないよ」(福武書店)等)、教育と経済成長や平和構築の関係をテーマに博士号を取得する等、長年、児童書及び教育分野にも携わっている。
◆山田基靖(やまだもとやす)/学校法人摺河学園 学園長
2005年外務省入省。本省では、ドイツやポーランドといった中・東欧外交の政策立案や国際法関連業務に従事。2016年よりニューヨーク国際連合日本政府代表部にてSDGs担当。関連交渉の担当に加え、普及広報活動を行う。
公務の傍ら、教育関連活動を行い、全国の高校・大学等での講演実績は多数あり。2019年8月から官民人事交流制度により、外務省より兵庫県姫路市所在の学校法人摺河学園に派遣され、学園長に就任。
◆生田研一(いくたけんいち)/前文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)
東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、エモリー大学ゴイズエタビジネススクール修士課程修了(MBA取得)。文部科学省では、SDGs教育の普及促進のほか、初等中等教育行政、文化行政等に携わる。2019年8月より、株式会社エクサウィザーズに参画し、AIを活用した社会課題解決に取り組む。
◆北敢(きたいさむ)/Teach For Japan第6期フェロー(小学校教員)
高校時代はアメリカにて過ごす。日本とアメリカの学校の文化の違いから教育に関心を持つ。大学卒業後、新卒で三井不動産株式会社に入社。その後、株式会社インテリジェンスに入社、社会人や大学生のキャリア支援に従事。2018年よりTeach For Japanに参画。福岡県内の小学校に勤務。学外の活動では、田川地域の中高生向けリーダーシップ開発プログラムである田川飛翔塾のコーディネーターやキャリアスクーププロジェクトの社会人メンターを務めるなど精力的に行う。九州大学QREC・PBLにてFFG賞を受賞。
インタビュー記事:https://an-life.jp/article/1045
◆黒澤永(くろさわはるか)/Teach For Japan第8期フェロー(中学校英語科教員)
福島県会津出身。15歳で経験した東日本大震災が価値観を変え、アメリカの高校に留学。大学在籍時にトビタテ!留学JAPANの奨学生としてボスニア・ヘルツェゴビナに1年間留学し、クロアチア系、セルビア系、ムスリム系の子供たちのための教育プログラムを企画・実行。現在は Teach For Japan のフェローとして公立学校の英語科教員として福岡県に勤務。TOMODACHIアラムナイ九州地域リーダーとしても活動し、「教室と世界をつなぐ」をテーマに教育プログラムをデザイン中。
インタビュー記事:https://teachforjapan.org/entry/interview/2020/04/10/middleschool-teacher-determination/