(終了)【Event】2021.03.23 高校生とベンチャーが市民と仕掛けるコレクティブ・インパクト City Lab Ventures オープンイベント08
高校生とベンチャーが市民と仕掛けるコレクティブ・インパクト ~石垣市の環境共生型ツーリズムを事例に~
気候危機への対応、循環型経済社会を実現するためには、大人たちが課題を定義し、解決策を提示し、若者たちに教え込む旧来型の教育モデルは行き詰まりを見せているのではないでしょうか?
一方、企業や行政が、若者たちと共に課題を見出し、解決策を探り、行動を起こす、新しい教育モデルが全国で芽吹き始めています。
その一つの事例を石垣市の高校生、先生、市役所の皆さんと、シティラボベンチャーズに所属する企業数社で挑戦しました。
前半は事例発表、後半はグループを分け、協業のきっかけや肌で感じる課題などを参加者の皆さんとともに意見交換します。
【こんな人におすすめ!】
・これまでのCSR、SDGsの教育プログラムを見直し発展させたい企業の方
・企業の知見を学校教育に取り込みたい先生方
・地域の課題を、教育・企業活動と結びつけながら解決につなげたい自治体の方
【イベント概要】
日時:2020年3月23日(火) 17:00〜19:00(16:55開場)
場所:オンライン開催
主催:City Lab Ventures、シティラボ東京
費用:無料
参加:最大50名(ZOOMミーティング)
チケット申込みはこちら ⇒ https://citylabventures08.peatix.com
【プログラム】
1.あいさつ
・司会挨拶・登壇者紹介
・CLV紹介
・石垣市の高校生に対する人材育成の取り組みについて
2.ベンチャーの取り組み
・一般社団法人アースカンパニーの取り組み
・自然電力株式会社/一般社団法人自然基金の取り組み
・株式会社ユーグレナの取り組み
3.石垣市の高校生によるプロジェクト活動報告(2チーム、質疑応答あり)
4.グループディスカッション(前半の発表を受けて)
・下記2グループに分かれて、ディスカッション、意見交換
①石垣市、ベンチャーとのグループ:
②石垣市の高校生とのグループ:
5.まとめ
【登壇者紹介】
石垣市 会計課 宮良賢哉
沖縄県石垣市登野城出身、38歳。
これまで主に石垣市の観光PRを担当。市主催イベントの企画運営をはじめ、創造都市ネットワーク関連、クリエイティブ産業関連、大学連携、地元の高校生らと共に新たな観光コンテンツの開発や人材育成事業を実施している。その他、ラジオDJや音楽ライター、野外フェス主催など公務員以外の活動もおこなっている。
石垣市人材育成プロジェクト参加生徒
石垣市役所観光課主催の人材育成プロジェクト「chura☆I(チュラアイ)」に参加する八重山高等学校の生徒たち。故郷の石垣島の環境を守りながら、観光も発展させていくためのプロジェクトを考えるため1年かけて、自然電力やユーグレナ、Earth Company運営のエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」などの事例を学び、アンケート調査や専門家へのインタビューで情報収集を行ってきた。本イベントでは、彼らが立案した石垣島の観光施設をゼロカーボンにする「地球温暖化のひとしずくプロジェクト」と、美しい石垣と環境破壊の両側面をSNSで発信する「石垣島の光と影プロジェクト」の2つをご紹介予定。
株式会社ユーグレナ 素材・海外営業二課 課長 大美賀 章裕
群馬県出身、2児の父。海で遊びたいという理由から入学した琉球大学では、昆虫学研究室で沖縄の湖沼でのミジンコの生態について研究。電気部品系の商社を経て、湖沼生物にふれあいたいと思い立ち2015年にユーグレナに入社。サプリマニアであったこともあり、サプリメントのOEM製品、原料の営業を行っている。
一般社団法人Earth Company 研修事業マネージャー 藤本 亜子
専門は、系統進化学、生物多様性保全、環境教育/ESD
修士号取得後、2007年から関西学院大学理工学部に勤務
2012年〜 JICA青年海外協力隊(環境教育)として、生物多様性が最も豊かな国・コスタリカ共和国の、村役場(環境管理課)に2年間従事2015年〜 国連大学と環境省が運営する「Global Enviroment Outreach Centre」に勤務。環境省のESD全国事業、SDGs人材育成全国事業を担当。グローバルな課題へも目を向けたホールアプローチの教育をLife workにしたいと思い、2019年からアースカンパニーに参加。
一般社団法人自然基金 低引 稔
2006年にNPO法人フローレンスに新卒入社。病児保育事業部長、おうち保育園事業立ち上げを担当。
2011年に認定NPO法人カタリバ入社。経営管理本部ディレクターとして、組織の成長を基盤づくりから支える。2018年に独立し、個人事業主として、自然電力社の基金事業や、ソーシャルベンチャーのハンズオン支援、探究学習プログラムづくりなどに従事。
【企業紹介】
ユーグレナ
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを強みに、バイオ燃料生産に向けた研究、バイオインフォマティクス事業への先端投資、食品や化粧品等の開発・販売を行っている。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を軸に事業を展開し、「Sustainability」が当たり前になっている世界の実現を目指す。
アースカンパニー
アース・カンパニーは、以下3つの事業を通して、「社会変革」を創出サポートしています。
① アジア太平洋の途上国で実際に社会変革を起こしている現地起業家を支援すること (支援事業)
② 未来を担う世代から、社会変革をもたらす人材を育成すること (教育事業)
③ 組織として社会変革に挑む事業や社会的企業にアドバイザリーを行うこと (コンサルティング事業)
自然電力
2011年創業。「青い地球を未来につなぐ We take action for the blue planet」を企業の存在目的、Purposeとして、自然エネルギー発電、事業開発・資金調達、アセットマネジメント、電力小売事業など、発電から販売に関わる全サービスを提供。実質自然エネルギー100%のでんき「SE100」の提供、企業のエネルギー対策も実施。