(終了)【Event】2022.3.15 今こそグリーンビジネスをつくる、はじめる、そだてる〜『GREEN BUSINESS』出版記念トーク
書籍『GREEN BUSINESS〜環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル〜』の著者である小林光氏と吉高まり氏、グリーンビジネスを実際に推進している味の素株式会社、地域として企業のグリーンビジネスと連携している鹿児島県大崎町SDGs推進協議会を交え、グリーンビジネスの必要性と具体的な意義や効果をディスカッションします。
■環境を守ることが「実需」になる
2015年のパリ協定や2030アジェンダにより、世界は持続可能性に向けて大きな舵を切った。それはビジネスから見れば「良い環境の価値」が高まったということでもあります。ESG投資や社会的インパクト投資といった環境金融もその流れを後押ししています。
■環境ビジネスの具体化が経済界から求められる
グリーンビジネスを創出することは、現状の市場と環境に関する状況を見極め、社会的なイノベーションを促すビジネスを創出することと言えます。既にそのような事例は出始めています。
■環境で儲ける実践を増やす
グリーンビジネスの創出と、それに伴う起業や新規事業開発、パートナーシップ、就職や転職など、グリーンビジネスを支え、リードする人材に対するニーズは間違いなく高まっていきます。環境をよくして稼ぐ発想とスキルを持つ人材が、サステナブルな世界を構築していきます。
【開催概要】
日 時:2022年3月15日(火)15:30〜17:00
形 式:オンライン(見逃し配信あり)
参加費:イベントチケット 一般 1,000円、シティラボ東京会員・学生 500円
書籍付きチケット 2,500円(申込から3〜5日後の到着となります、フォームにて住所・電話番号をご記入下さい)
主 催:シティラボ東京
【こんな人にお薦め】
・社内でグリーンビジネスの事業開発を考えているイントラプレナー
・グリーンビジネスで起業したいアントレプレナー
・自社や地域でのグリーンビジネス導入や連携を考えている企業人・行政職員
【プログラム】
1.開会
2.グリーンビジネスの必要性と全体像
•講演 味の素グループにおける環境を中心としたサステナビリティの取り組み|豊崎 宏氏(味の素株式会社サステナビリティ推進部 )
•講演 Osakini project/大崎町サーキュラーヴィレッジへの取り組み|鈴木高祥氏(大崎町SDGs推進協議会/合作株式会社)
3.対談 今こそグリーンビジネスをつくる、はじめる、そだてる
•トリガートーク 小林光氏
•モデレート 吉高まり氏
•ゲスト講演者(前掲)
4.グリーンビジネス研修の紹介・閉会
【登壇者(敬称略)】
小林光
東京大学 先端科学技術研究センター研究顧問・工学博士
1973 年慶應義塾大学経済学部卒業後、環境庁(当時)入庁。37年間にわたり、都市公害や地球温暖化への政策立案を通じて、環境と共生する経済への移行を担当した。社会人としてフランスへ留学、また、東大まちづくり大学院を修了。2011 年、事務次官を最後に退官し、慶應義塾大学、東京大学及びノース・セントラル・カレッジ(米国・イリノイ州)などで環境を講じる。自宅エコハウスでのエコライフ実践で有名。企業の独立取締役や顧問などとして環境経営にも参画。編著書には、「ザ・環境学」(勁草書房)、「地球とつながる暮らしのデザイン」(木楽舎)、「エコなお家が横につながる」(海象社)、「カーボンニュートラルの経済学」(日経BP 社)などがある。
吉高 まり
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師(環境ビジネスデザイン担当)、一般社団法人バーチュ・デザイン 代表理事
1984 年明治大学法学部卒業後、IT 企業、米国投資銀行等に勤務。ミシガン大学環境・サステナビリティ大学院科学修士。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士(学術)。2000 年三菱UFJ モルガン・スタンレー証券にてクリーン・エネルギー・ファイナンス部を立ち上げ、環境金融コンサルティング業務に長年従事。内閣官房、環境省、経済産業省等の政府委員を務めると共に、ESG 投資及びSDGsビジネスの領域で多様なセクターに対しアドバイス・講演・調査等を実施。2009 年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師として環境ビジネスデザイン論を担当。2021 年社団法人バーチュ・デザインを設立し、グリーン・サステナビリティ分野の事業・ビジネスの実装を推進する。
豊崎 宏
味の素株式会社 サステナビリティ推進部 環境グループ長
1990年味の素㈱入社。中央研究所に配属となり微生物により有用物を生産する発酵プロセス開発に従事。その後、九州工場、インドネシア味の素、バイオ・ファイン研究所、本社生産戦略部などで生産や研究開発の現場をサポートする間接機能を中心に務める。2020年から現職。気候変動への対応、プラスチック廃棄物削減、フードロス削減、持続可能な調達など環境テーマを中心に味の素グループのサステナビリティ推進に取り組んでいる。
鈴木高祥
大崎町SDGs推進協議会 事務局員/クリエイティブ・ディレクター、合作株式会社 取締役
1981年水戸生まれ。2021年4月に合作株式会社取締役に就任。ワークショップの設計やプロジェクトデザインをするファシリテーターとして業務に携わる。また、株式会社カゼグミ代表取締役として2018年から、移住や関係人口、複業推進を東京と茨城を中心に2拠点生活を継続中。他、Think the Earth推進スタッフ等。
【書籍『GREEN BUSINESS』: 環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル。慶應義塾大学 熱血講義 「環境ビジネスデザイン論」再現版】
環境をビジネスの対象とする上で必要な最小限の発想、手法、テクニックなどを網羅。
慶應義塾大学大学院、政策・メディア研究科「環境ビジネスデザイン論」の再現版!
環境を壊して儲けを出すビジネスモデルの先行きはなくなった。
特に「失われた20年」などと言われて沈滞が続く日本では、同じ産業構造そして既存設備をメンテして経費を切り詰めることで利益を出していくことはもはやできない。
新分野への投資、ビジネスモデルのイノベーションが不可避なのだ。
環境に手を入れながら、儲けも取っていく。
2015年のパリ協定採択により、大きく弾みをつけた環境ビジネスの世界。
日本でも機運が高まりつつある今、環境ビジネスを志すビジネスパーソンや起業家はどのように踏み出せばいいだろうか。 本書では各国の政策や投資家の動向、国内企業の実例を紹介しながら、環境ビジネスに必要な発想や手法、テクニックを伝授。 環境と経済の共生を一線で見つめ続けてきた実務家による環境ビジネス指南の書。
出版社 : 木楽舎 (2021/12/13)
発売日 : 2021/12/13
言語 : 日本語
単行本 : 432ページ
ISBN-10 : 4863241534
ISBN-13 : 978-4863241534
寸法 : 12.8 x 2.2 x 18.2 cm
通常販売価格:2,200円(税込)