【Report】新 連続トークセッション始動!「産業リノベーション時代の空間とビジネス」
シティラボ東京では、各種産業による事業を持続可能にするための新たな取り組みを「産業リノベーション」と名付け、連続トークセッション「産業リノベーション時代の空間とビジネス」を企画することに致しました。
現代社会のトレンドを捉えた各種産業の新たな展開
生活様式の変化、技術革新、人口減少、流行の変化などにより、様々な長所を持ちつつ従来の業態のままでは継続が危うい産業が、現代社会のトレンドを捉えて新たな展開を見せています。特にその産業のために造られた建築物等を、新たな事業を組み込みながら魅力的な空間として再出発させている事例では、産業を持続可能にするだけでなく、地域の魅力づくり・賑わい創出・コミュニティ形成にも寄与しているようです。
産業リノベーションとは?
リノベーションというと、一般的には建築物を改装し今ある建物の用途を変えないまま価値を再生することを指しますが、「産業リノベーション」は、従来の産業を持続しつつ新たな要素(新規事業)を付加しながら事業を革新し、既存の産業専用建築物でも新たな空間を創出していくチャレンジと定義します。
各種産業の新たなビジネスモデルを捉えたトークセッションがスタート!
今回のトークシリーズでは、各ジャンルで産業リノベーションに取り組む実践者を招いて、その取り組みを共有すると共に、そのジャンルごとの持続可能なビジネスモデルや地域との相互作用を捉えていきます。
「持続可能なまちづくりのためのビジネス創出」を目指すシティラボ東京にて、この産業リノベーション・産業専用建築物の動きを取り上げることで、まちづくり、サステナブルビジネス界隈双方へアプローチします。会員企業の新たなチャレンジのきっかけづくりや、ビジネスの変革を模索している事業者、産業衰退による課題を抱える地域等、各方面への新たなネットワーク形成に寄与できればとても嬉しいです。
第1回は醸造所がテーマ
さて、第1回は「醸造所のリブランディングと町興し」と題し、酒・味噌・醤油などを醸造する蔵元が6軒残る新潟県長岡市の宮内・摂田屋エリアを対象として、酒蔵のリノベーションや新たな事業の展開に励むまちづくり会社(ミライ発酵本舗株式会社)と蔵元(吉乃川株式会社)のトークセッションです。歴史を誇る蔵元等による、現代のトレンドを捉えた新規事業展開や、地域住民や来街者の集いの場づくりについて伺っていきましょう!
https://sangyorenovation1-brewery.peatix.com
(シティラボ東京 マネージャー右田)