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【Event】”スロー”を実感できる場所 社会課題解決型スタートアップから考えるサスティナブルシティとまちづくり 〜ごみ拾いSNS「ピリカ」の実践〜

「”スロー”を実感できる場所」シリーズ概要
地球規模でサステナビリティやSDGsを考えることは、自明のことになりつつある。そして都市はそれに対して大きな影響を持っているが、人々の消費に対するあり方や建築・都市空間や社会制度のあり方など、日本の都市は高度経済成長期の“ラピッド”な価値観を引きずっているのではないだろうか。そのひずみが持続可能性の課題ともなっているように思える。
新型コロナの流行以降、在宅勤務の常態化、自宅周辺の環境の見直し、オンライン・オフラインの世界をシームレスに使いこなしなど、生活のあり方が急速に変化してきた。ポストコロナの世界の新しい価値観のヒントが隠れているようにも思える。
人と都市、社会の関わりはどのように変容していくのか、あるいは、変容していくべきなのか。本企画では仮説的に“スロー”というキーワードをおき、様々な分野で新しい活動に取り組んでいるゲストとのトークを通して探ってきた。
2023年のアプローチ
これまでの全15回の対談で“スロー”シティの輪郭が見えてきた。自立した人を中心におき、「非効率」「アジャイル」「変化」などの価値観やその価値観を補強する為にスマートシティ、見える化、CaaSなどの技術を活用していく。この連続イベントでは、第11回目から「“スロー”を実感できる場所」をキーワードにその様な都市の輪郭をより豊かに描き出すことを目的として対談を進めていきたい。
今回のイベントの特徴
今回は株式会社ピリカ / 一般社団法人ピリカの代表である小嶌不二夫さんにご登壇いただき、“スロー”をキーワードに建築家の西田司さんと対談する。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は、清掃活動の様子を投稿するSNSで、ごみ拾い活動の「見える化」を通じてごみ拾い活動を促進している。その結果として、これまでに2億以上のゴミが拾われている。一見、参加を促進することが難しそうな課題に対して、様々な取り組みを通じて解決している。これからの目指すべき持続可能な社会には、一人一人が取り組むべき社会課題へ参加を促進する機会、楽しみながらの取り組み継続が重要である。環境系のス社会解決型タートアップであるピリカの活動から、「“スロー”を実感できる場所」を想像したい。
こんな人におすすめ
・「環境スタートアップ」に興味がある人
・「参加型デザイン」に興味がある人
・「ピリカ」の活動に興味がある人
・「参加」と「都市」の関係に興味がある人
・まちを動かすことに興味がある人

■イベント概要

・日程:2023年10月16日(月) 19:00~20:30(18:45開場)
・チケット販売締め切り⇒10月16日(木)18:30
・会場:シティラボ東京 / オンライン(Zoom)のハイブリッド(東京都中央区京橋3丁目1−1 東京スクエアガーデン6階)
※オンラインの方は申込後、ウェビナー登録の依頼メールが送信されますのでご登録をお願いします。
・ゲスト:小嶌不二夫(株式会社ピリカ / 一般社団法人ピリカ 代表)
・ナビゲーター:西田司(設計事務所オンデザイン)、西昭太朗(シティラボ東京)
・主催:シティラボ東京

■プログラム

19:00~ 開会 シティラボ東京紹介、イベント趣旨・ゲスト紹介 <10分>
19:10~ 話題提供(小嶌さん) <30分>
19:40~ クロストーク <40分>
20:20〜 Q&A   <5分>
20:25~ クロージング      <5分>
20:30~ 終了(アフタートーク:簡単な交流会を30分ほど考えています)
※シティラボ東京会員は上記値段から1000円割引となります(CLT会員限定メルマガ、 Facebookコミュニティにて割引コードをお知らせします)
※チケット購入者全員に後日録画動画を期間限定配信いたします。

■登壇者紹介

小嶌不二夫(こじま・ふじお) 株式会社ピリカ 代表取締役 兼 一般社団法人ピリカ 代表理事
富山生まれ、神戸育ち。大阪府大(機械工学)卒。京大院(エネルギー科学)を半年で休学し、世界を放浪。道中に訪れた全ての国で大きな問題となりつつあった「ごみの自然界流出問題」の解決を目指し、2011年に株式会社ピリカを創業。ピリカはアイヌ語で「美しい」を意味する。世界中から3億個のごみを回収したごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」、画像解析による広範囲のポイ捨て状況調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」等の新規製品を生み出し、全てを事業化。ごみの自然界流出問題の根本解決に取り組む。2021年に環境スタートアップ大臣賞を受賞、2022年にMIT Technology Review Innovators Under 35 Japanに選出。
西田司(にしだ・おさむ)
建築家、設計事務所オンデザイン代表、シティラボ東京アンバサダー
1976年生まれ。使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する設計事務所オンデザイン代表。主な仕事に「ヨコハマアパートメント」(JIA新人賞/ヴェネチアビエンナーレ審査員特別表彰)、「ISHINOMAKI 2.0」(地域再生大賞特別賞)、「THE BAYSとコミュニティボールパーク」「大分県立芸術文化短期大学キャンパス」など。グッドデザイン賞審査員、東京理科大学准教授、大阪工業大学客員教授、ソトノバパートナー。著書に『建築を、ひらく』『オンデザインの実験』、編著書に『楽しい公共空間をつくるレシピ』『タクティカル・アーバニズム』『小商い建築、まちを動かす!』。
【注意事項】
・オンライン参加の方でZOOMを初めて使用する方は、Peatixから視聴用URLが送られてきたらアクセスし、事前にパソコンやモバイル端末などにアプリをダウンロードしてください。
・インターネットの回線の状況のほか、視聴者側のパソコンやモバイル端末などの環境によって、映像や音声が途切れる、停止するなどの不具合が生じる場合がございます。そのような原因で配信が正常に視聴できない場合、視聴によって何らかの不具合が起きた場合についてもシティラボ東京は責任を負いかねます。
・今後、シティラボ東京からイベントなどの情報を送らせていただく場合がございます。