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【Event】カーボンニュートラル×まちづくり 〜 大都市における脱炭素先行地域の挑戦

大都市での脱炭素・カーボンニュートラル達成には、その社会的なインパクトの大きさが期待されますが、物理的な制約や合意形成の複雑さといった独自の課題も考えられます。 一方、2020年よりスタートした「脱炭素先行地域」の選考地域も2023年(第4期)で73となりました。地域特性に応じた温室効果ガス排出の削減が特徴であり、その中には都心機能を含む大都市も挙げられます。 これらの地域は、なぜ脱炭素・カーボンニュートラルに向けて舵を切ることができたのか?、そのためにどのような工夫を行っているのか?、ビジネスにはどのような影響があるのか? 大都市における実践をふまえ、ノウハウを交流すると共に新たな可能性をディスカッションします。

こんな人にオススメ!

  • 各都市でカーボンニュートラルを推進しているまちづくり関係者
  • 民生部門・運輸部門などカーボンニュートラルで連携するビジネスパーソン
  • 地域×カーボンニュートラルの新たな可能性を模索しているスタートアップ など

プログラム・登壇者

1.オープニング 2.ケーススタディ1 堺市〜堺エネルギー地産地消プロジェクト
羽田 貴史 氏[堺市東京事務所 所長]
3.ケーススタディ2 宇都宮市〜LRT沿線からはじまるゼロカーボンシティ(15分)
馬場 将広 氏[宇都宮市東京オフィス 所長]
4.ディスカッション、Q&A カーボンニュートラル×まちづくりを考えるフレームは?
羽田 貴史 氏、馬場 将広 氏[前掲]
村山 顕人 氏[東京大学 教授]
平田 仁子 氏[一般社団法人Climate Integrate代表理事]
ファシリテーター:小泉 秀樹 氏[東京大学 教授]
5.クロージング

実施概要

日時:2024年10月21日(月)(終了後30〜45分ほど交流タイム) 場所:シティラボ東京/オンライン(ハイブリッド形式)
※現地会場でお申込の方にもオンライン視聴用URLが送られます
主催:シティラボ東京 協力:東大まちづくり大学院 参加費:2,000円 ※CLT会員割引1,000円 申込み:peatixよりお申し込みください
https://cn-machidukuri.peatix.com

登壇者プロフィール

羽田 貴史[堺市東京事務所 所長]|ケーススタディ

1971年5月兵庫県生まれ。大学卒業後、堺市役所に入庁。市長公室政策企画部SDGs推進担当として2018年に設立された「さかいSDGs推進プラットフォーム」の運営に携わる。ひょんなことから2023年から東京で単身赴任しながら、首都圏の企業と堺市の地域課題とのマッチングに奔走中。堺市は2009年に環境モデル都市、2018年にSDGs未来都市に選定、2021年にゼロカーボンシティ宣言、2022年に脱炭素先行地域(2)第1回)に選定。

馬場 将広[宇都宮市東京オフィス 所長]|ケーススタディ

1995年宇都宮市役所入庁。企画、経営管理部門に20年以上在籍し、2023年4月から現職。これまで総合計画をはじめ、重要施策の企画立案、行政改革の推進など、企画部門のトップとして市政全般を幅広く担任。現在は、東京のスタートアップや企業の新規事業部門とのオープンイノベーションに注力。宇都宮市は2019年にSDGs未来都市、2022年に脱炭素先行地域(第2回)に選定、2024年に地方再生コンパクトシティに選定。

村山顕人[東京大学都市計画研究室 教授]|コメンテーター

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻都市計画研究室教授。東京大学気候と社会連携研究機構兼担。専門は、都市計画(土地利用計画・市街地整備・マスタープラン)、公共政策としての都市デザイン、計画策定技法。最近は、都市計画分野の気候変動緩和・適応策、持続性評価を組み込んだ都市・地区の計画・デザイン手法、エコディストリクトに関心がある。

平田仁子[一般社団法人Climate Integrate代表理事]|コメンテーター

1998年から2021年までNPO法人気候ネットワークに勤務。国連の気候変動交渉(COP)や気候・エネルギー政策に関する分析や情報発信など20年以上の経験を有する。2021年「ゴールドマン環境賞」受賞。2022年に英BBCが選ぶ「100人の女性」選出。2022年Climate Integrate設立。ファクトに基づく情報提供や各ステークホルダーの脱炭素支援を行う。千葉商科大学大学院客員准教授。市川市環境施策推進参与。聖心女子大学卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程修了。

小泉秀樹[東京大学まちづくり研究室 教授]|ファシリテーター

東京大学まちづくり研究室教授、東大まちづくり大学院コース長、日本都市計画学会理事 専門は、都市計画、まちづくり。研究成果をふまえつつ多くの各地で都市計画、まちづくりの実践に取り組んでいる。グッドデザイン賞など受賞多数。編著に「コミュニティデザイン学」(東大出版、2016)、「都市地域の持続可能性アセスメント」(学芸、2015)など。近年は、渋谷未来デザイン代表理事、アーバニスト理事などの立場から共創まちづくりを推進している。